みなさんこんにちは!
本記事では、日本の新聞各紙の内容や値段を比較し、年代別・目的別におすすめの新聞を紹介します。
全国の主要紙だけでなく、英字新聞や電子版、地方紙を含めて解説しています。
また、本記事の内容はリンク先の個別記事にて詳しく解説していますので、そちらもあわせて参考にしてください!
主要な全国紙のおすすめは?
発行部数・購読者数ランキング
新聞各紙を比較する際、まず指標となるのが「発行部数」です。
どれだけたくさんの人に読まれているかは、新聞を選ぶ上での大きなポイントになります。
全国版朝刊の発行部数は以下の通りです。(2017年7月~12月平均)
発行部数 | 世帯普及率 | |
---|---|---|
読売新聞 | 8,732,514 | 14.87% |
朝日新聞 | 6,113,315 | 10.57% |
毎日新聞 | 2,928,591 | 5.05% |
日本経済新聞 | 2,625,471 | 4.39% |
産経新聞 | 1,530,238 | 2.56% |
出典:日本ABC協会「新聞発行社レポート半期」
やはり最も発行部数が多いのは読売新聞ですね。人口の多い首都圏を地盤としているからでしょうか。
発行部数第2位は朝日新聞です。読売新聞・朝日新聞と3位の毎日新聞との間には大きな差があります。
また、経済専門紙である日本経済新聞が4位に食い込んでいます。
新聞各紙の値段・購読料金の比較
続いては新聞の値段、購読料の比較です。下表をご覧ください。
朝刊のみ | 朝刊・夕刊 | |
---|---|---|
読売 | ¥3,093 | ¥4,037 |
朝日 | ¥3,093 | ¥4,037 |
毎日 | ¥3,093 | ¥4,037 |
日経 | ¥4,000 | ¥4,900 |
産経 | ¥3,034 | ー |
東京 | ¥2,623 | ¥3,343 |
朝刊のみの統合版だけの価格を比較すると、一般紙(読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・産経新聞)の価格は約3,000円で、ほとんど差はありません。
自宅に訪れる新聞の勧誘の方が洗剤や野球のチケットなどの特典で入会を促進しているのは、価格以外で差をつけないといけないからなのでしょう。
一方、日本経済新聞は経済専門紙ということもあり、朝刊のみの統合版は約4,000円と少々お高くなっています。
また、東京新聞は全国紙に比べて購読料が400円も安いのも特徴です。
なお、電子版の値段の詳細は下記記事に詳しくまとめてます。
私のおすすめは朝日新聞、その理由とは?
日本経済新聞を除く一般主要紙のなかで、私がおすすめするのは「朝日新聞」です。
その理由は以下の通りです。
- 発行部数が多く、全国的に普及している
- 就活をサポートするコンテンツが豊富
- 大学入試の出題実績1位
- 高校野球・サッカーに強い
- 天声人語だけでも購読する価値あり
- 電子版はスマホ・タブレットで読める
- 子供も一緒に読めるコンテンツがある
- 中学生・小学生向けの新聞もある
- 1週間試し読み、学割可能
私の実家は毎日新聞と西日本新聞を購読していましたが、1人暮らしをして就活を始めた頃に朝日新聞を購読し始めました。
現在は紙ではなく、電子版の朝日新聞デジタルを購読しています。
全国で人気のあるメジャーな新聞であることと、やはり天声人語があるのが大きいですね。
時間がないときでも天声人語だけは読み、世の中の流れを掴んでいます。
朝日新聞の魅力や活用方法は下記記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
日本経済新聞の解説
日経新聞の特徴・メリットは?
日本経済新聞はご存知の通り、経済関連のニュースに特化した新聞です。
朝刊と電子版を加えると世界で最も発行部数の多い経済紙です。
大企業のニュースだけでなくベンチャー企業の細かなニュースまで網羅しており、社会人・ビジネスパーソンに必須の新聞です。
もちろんスポーツや社会面など、経済以外の内容も読むことができます。
また、株式投資を行っている方にも重宝しますね。
日経の記事で当日の株価が大きく動くことがあり、投資家にとって日経を購読することは必須になっています。
日経読むなら日経電子版
日経を読むなら、紙媒体も結構ですが、断然日経電子版がおすすめです。
私も購読しており、毎朝スマホやタブレットで通勤途中に読んでいます。
なにより、読み終わった新聞紙の片付け・ごみ出しが不要なのがよいですね。
また、毎朝郵便ポストまで取りに行かなくてよいですし、朝刊が届くより早く配信されるので早朝でも読めるのがメリットです。
さらに、過去記事を検索したり、登録したキーワードを含む記事をハイライトしてくれる便利機能もあります。
購読料も通常よりも安いですし、日経新聞を読むならだんぜん日経電子版がおすすめです。
日経新聞は高い!料金を安くする方法は?
日経新聞は社会人・ビジネスパーソンにとって非常に有益なのですが、料金が高いのがネックです。
特に、まだまだ給料が高くない新入社員の頃は、毎月4,000円ほどの購読料は大きな負担になります。
しかし、日経新聞を安く購読する方法が4つあります。
- 紙の新聞ではなく電子版にする
- 日経のキャンペーンを利用する
- シャープの電子書籍「COCORO BOOKS」を経由する
- スマホとセットで申し込む
これらをうまく活用すると、日本経済新聞を少しでも安く購読できます。
詳細は下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
社会人・ビジネスパーソンにおすすめの新聞は?
社会人・ビジネスマン・ビジネスパーソンにおすすめの新聞はやはり日本経済新聞です。
おすすめというより、日経はもはや必須ですね。
ご自分が属する業界の動向やライバル会社のニュース、社会全体の動きまで、日経1紙で全体を把握することができます。
私は社会人2年目くらいまでお金がなく読んでいませんでしたが、クライアントとのちょっとした会話などについていけず、早く読んでおけばよかったと後悔しました。
新社会人や若手ビジネスマンにとっては少々痛い出費にはなりますが、今読んでおけば将来何倍にもなって返ってきますので、ぜひ購読しましょう。
また、あわせて日経ビジネスや週刊ダイヤモンドなどの雑誌も講読すれば完璧です。
特に日経ビジネスは読み物として単純に面白いので、ぜひおすすめですね。
また、世界を股に掛けて活躍する社会人はウォールストリートジャーナルの購読もおすすめです。
日本国内だけでなく世界の情勢を把握することができ、さらに英語のリーディングの鍛錬にもなります。
就活生・大学生におすすめの新聞は?
就活生・大学生におすすめの新聞は、朝日新聞です。
主要一般紙のなかで非常に就活に力を入れています。
就職試験に出るような時事問題をわかりやすくまとめてあったり、キーワードを登録して対象の記事をピックアップする機能が使えたり、記事を保存できるなど、就活に役立つコンテンツ・機能が豊富です。
しかも、「就活割」というキャンペーンを実施しており、学生限定で半額近い値段で新聞を購読することができます。
また、金銭的な余裕があれば日経新聞も読んでおきたいです。
ご自分の業界に関するニュースが、朝日新聞よりも詳しく、細かく把握できます。
ただし、朝日新聞も日本経済新聞も同時に購読するのは金銭的に少しきつい…という方もおられると思います。
そんな方のために、日経電子版を就活期間だけ契約してフルで使い倒す、という方法がおすすめです。
就活における新聞の活用方法については下記記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
小学生・中学生・高校生におすすめの新聞は?
小学生・中学生におすすめの新聞は「朝日小学生新聞」「朝日中高生新聞」です。
「朝日小学生新聞」は小学生にもわかるよう、非常に詳しく、かつやさしい解説がされているので、子供だけでなく大人が読んでも非常に参考になります。
もちろん漢字にはふり仮名がついていますし、イラストが多くカラフルで読みやすいです。
日刊なので、新聞を毎日読む習慣が身につきます。
「朝日中高生新聞」は、部活や塾などで忙しい中高生のために毎週日曜日に発行されます。
通常の朝日新聞にはない、中高生が興味をひくような記事があり、忙しい中でも興味をもって読むことができます。
また、夏休みの自由研究に使える特集があったり、入試対策になる記事が豊富だったり、キャリアに対する意識を醸成するための記事があったりと、この年代にぴったりのコンテンツが充実しています。
週刊なので購読料(値段)が安いのも魅力です。
朝日小学生新聞・朝日中高生新聞については、下記をご覧ください。
英語学習におすすめの英字新聞は?
新聞は単に情報を収集するだけでなく、英字新聞を購読することで英語のリーディング能力を鍛えるという活用方法もあります。
私の友人は大学時代に留学して英語を習得しましたが、日本では英語に触れる機会が少ないため、あえて英字新聞を購読して英語の勘が鈍らないようにしていました。
英語の学習におすすめなのが、ジャパンタイムズです。
ジャパンタイムズは新聞としての機能に加え、TOEIC対策やライティングの課題もあるなど、英語の学習用に最適化された英字新聞となっています。
週刊のため、1週間の国内・国外の出来事をおさらいできるだけでなく、リーディングの訓練にぴったりです。
内容も難しくないため、英語を学習する小学生から大人まで幅広く活用できる新聞となっています。
また、さらに上級者の方には「ウォールストリートジャーナル」もおすすめです。
こちらはバリバリの英字新聞で、海外の情勢を学べるだけでなく、社説などで文化や考え方の違いを肌で感じることができます。
難易度は高いですが、英語上級者にはこちらの方がおすすめです。
地方紙の購読もおすすめ
全国版の新聞だけでなく、地方紙の購読もおすすめです。
おすすめなのは東京新聞です。
その名の通り東京を中心とした首都圏を中心に購読されており、全国のニュースだけでなく地域の細かい情報が豊富に掲載されています。
そして何より、朝刊のみの値段(購読料)は全国紙で3,000円ほどですが、東京新聞は2,600円ほどと値段が安いことも魅力です。
毎日・毎月読むものですので、できるだけ安く済むのは非常にありがたいです。
ちなみに私の実家は九州ですが、実家では毎日新聞と併せて西日本新聞も購読していました。
西日本新聞は九州のマイナーなニュースが抱負なのに加え、ソフトバンクホークスやサガン鳥栖などのスポーツチームの記事が詳しいため、スポーツ好きな父は好んで読んでいました。
もちろん、東海地方なら東京中日スポーツなどもおすすめですね。
新聞を読もう!詳細は個別記事でどうぞ
以上、新聞各紙のおすすめや値段の比較に関する解説でした。
この記事で紹介した各内容は、個別記事で詳しく解説しています。
ここではかけなかったメリットや、安く新聞を購読する裏技も解説していますので、ぜひ参考にしてください!